2010年11月22日

〜1人ぼっちじゃないんだよ〜弁護士・坪井節子さん 児童虐待防止講演会

弁護士・坪井節子さんによる、児童虐待防止をテーマにした
講演会(於・産業商工会館)に行ってきました。

坪井さんが何十年にわたり、相談員として、また家庭裁判所に送られてくる
たくさんの子どもたちから聞いてきたという話は、現代に正に起きていることと
信じるのが怖くなるような、なまなましい話ばかりでした。

深刻な虐待例とその後のその子たちの人生の歩みは、非常に重いものでした。

・産まれてきてよかったとその子自身が確信できること
・1人ぼっちじゃないんだと思えること
・自分の人生を自分で歩いていくこと

字にするのは簡単でも、実際はそう簡単ではないこれらのことを
かなえるために存在する、国連子どもの権利条約についても、
もっと勉強したいと思いました。

坪井さんは、社会福祉法人「カリヨン子どもセンター」の理事長も
されています。
★センターのHP★
http://www.carillon-cc.org/

子どもの人権、というと硬く聞こえるかもしれませんが
子どもたちが当たり前のこととして
「生きて」「育って」「守られて」「自分の意思で行動することができる」
ということなんですよね。
これが子どもの権利条約の4つの柱です。
関心のある方は、ぜひHPものぞいてみてください。



実は、坪井さんのお話で、一番私の心にたまたま響いたのは、
「子どもたちは、大切に大切に、言葉を両手に載せて差し出しているんです」
という言葉でした。

我が家の末っ子は、3歳半の今、この1ヶ月弱でようやく文章が
あふれるように出てきましたが、まだまだ明瞭でない言葉もたくさんです。
「え?今なんて言ったの?分からなかった」
と言ったり、私が間違った応答をすると
「そうじゃないのっ」
と本当に悔しそうな顔をします。
それは、ようやく色々おしゃべりができるようになったことを
誇りに思い、精一杯のエネルギーでおしゃべりしてくれているからなんですね。

小さな子がしゃべれるようになるまでは、言葉を引き出すために
大人も特に丁寧に言葉がけをするものであり、会話がきちんと成り立つように
なった時の喜びは、そりゃあもう、たとえようがないもの。
でも、いずれ子どもからは生意気な言葉もたくさん
特に我が家は男の子が多いし、親の言葉も気づくと粗雑になっていたり
子どもが本当に私に伝えたい時に、きちんと耳だけでなく目も心も向けて
聞くことができていないことも、あるかもしれない。
それは、しょうがない部分もあるよね、とも思うけど、
やっぱり言葉って、人と人をつなぐ基本となるもの、
大切にしなければという思いは、心の隅にいつも置いておきたいと思いました。


面白いですね。
どんなお話を聞くときでも、自分の心の中にその時に大きく占めている物事に
関連することに、アンテナが働いたり、心の琴線に触れたりします。
別の時に今日の講演を聞いたら、違う箇所でもっと敏感に反応したかもしれません。
末っ子と色々おしゃべるできるようになったことに、自分が思っているよりも
感動しているのね、私、と発見した機会でもありました。


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